夢見る夢子の脳内アウトプット

理想主義且つ向上思考強めの女の独り言

愛とはなんだ

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愛ってなんなんでしょう。

先日、「これが愛なんだ」と確信した出来事がありました。

 

 

私は現在、コンサルタントとしてクライアント先に常駐しているのですが、

お客さんとは多くの時間を共にするので、仕事以外のプライベートな話も最近はよくしていただけるようになりました。

 

いつも一緒にPJを進めているお客さんをAさん、Aさんの上司をBさんとさせていただきます。

私はBさんともたまにお会いしますが、基本的にはAさんとお仕事しています。

 

AさんもBさんも仕事に情熱を注がれる方で、早朝から夜遅くまで、

個人には重たすぎるPJを日々こなしている方々です。

こういう方って自分に厳しいので他人にも厳しいイメージを持つと思うのですが、

このお二人は、他人には素晴らしい気遣いをされるとても優しい方です。

入社して間もない新人の私にもとても良くしていただいています。

 

ある日Aさんから、Bさんと初めてサシで飲んだという話をお聞きしました。

Bさんはあまり職場の人と飲みに行くなどはしない方で、

先日は残業後に初めて「飲みに行く?」とBさんから誘ってきたとのことでした。

 

AさんもBさんも酔いが回ってきた頃、BさんがAさんに話しました。

「俺、子供を亡くしてるんだよね」

Bさんにはお子さんが3人いたのですが、5年ほど前に一番上の中学生のお子さんを

原因不明の病気で突然亡くされたようだったのです。

 

Bさんはそれを機に転勤先から家族のいる地域に異動にしてもらい、

家族との時間を大切にされているそうです。

亡くなったお子さんからは「お父さんビッグになってね」と言われていたようで、

今はその約束を果たすために誰よりも働かれているとのことでした。

 

なぜそのような話になったのか。

その話をされる前に、AさんがBさんにお子さんの話をしていたのです。

 

Aさんは今年が厄年だったため、お祓いに行ったのですが、

ここ数ヶ月でAさんの周りの人が怪我や病気になってしまいました。

その中でもAさんのお子さんが授業中に倒れてしまい、現在も入院しています。

Aさんはお祓いに行ったことを悔やみ、改めて神社に行き、

周りの人の不幸を自分に戻すようお願いしてきたのだそうです。

 

この話をBさんにしたところ、Aさんが先ほどの話をしてくれたのでした。

 

上記2つのエピソードを聞いた私は確信しました。

「これが愛なんだ」と。